お肌のトラブル

コラーゲンの効果・効能

コラーゲンは、人の体の中にある組織に広く分布しているタンパク質の一つです。
各組織内のコラーゲンが不足してきますと、それぞれの組織によっていろいろな現象、症状が現れてきますが、これを外部から補給することで、それらの現象、症状を改善することができます。
それでは、各組織別にどのような効果、効能があるのか見てみたいと思います。

コラーゲンが多く分布している皮膚の場合には、それが不足してくることで、外から見てわかりやすい変化が現れます。
それは、乾燥肌になりやすく、肌の張りがなくなりシワやたるみが目立つようになります。
また、シミ、ニキビなどもできやすくなります。

これらの多くは、皮膚の老化現象ですが、ある程度の量のものをサプリメントなどで外部から補給しますと、少し時間はかかるかもしれませんが、上記の現象、症状が改善されます。
また、美容関連では、サプリメントの摂取以外にコラーゲンなどを直接肌に注射する方法もとられています。
このようにしますと何ヶ月というような一時的ではありますが、肌が若返ります。

骨や関節、靭帯などにもコラーゲンが使われています。
このような組織では、その不足によって、骨の場合では、脆くなったり(骨密度の減少)、女性に多い骨粗しょう症を発症したりします。
また、関節では、その動きが悪くなったり(50肩など)、関節痛を発症したりします。
靭帯は骨に付随している組織ですが、これが弱くなり、ちょっとした事で損傷を与えることもあります。

これら組織に対するコラーゲンの効果、効能は、以上で述べましたことの改善ということになります。
他の組織では、目の角膜などにもコラーゲンは分布していますので、視力やドライアイの症状の改善、一般的な目の健康にコラーゲンは効果を発揮します。
血管や内蔵などにもコラーゲンは使われています。
これら組織は外見からは計り知れませんのでわかりにくい面がありますが、コラーゲンの効果、効能として血圧の安定、免疫力の強化などがあげられます。

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