お肌のトラブル

コラーゲンを豊富に含む食品

コラーゲンは人の体にも豊富に分布しているタンパク質の一種ですが、当然、動物の体にもたくさん含まれています。
人の場合には、皮膚や骨とその周りにある靭帯や腱、関節とその中の軟骨などにコラーゲンが多く分布しています。
コラーゲンを豊富に含む食材には、大きく分けて、陸上動物からのものと水性動物からのものの二つがあります。

陸上動物では、鳥、豚、牛、羊など一般的な食材とされているものです。
特にどの部位にコラーゲンが多く含まれているのかと言いますと、鳥の場合には、トリ皮や手羽先などに、豚では、豚足、豚骨、牛では、牛すじなどで、全般的には、人の場合と同じで、皮の部分や骨及び骨の周りの肉の部分が食材とするには良いでしょう。
同様に、水性動物では煮付けや焼き魚にするなど皮や骨を残した調理方法をとりますとコラーゲが摂りやすくなります。

いずれの場合でも、骨とその周りの肉(蛋白質)にコラーゲンが多く含まれていますので、豚骨ラーメンのスープを作る時のように、食材をまるごと長時間煮詰めるような調理方法をとりますと、その煮汁の中にコラーゲンが溶けだしてきますので、その煮汁をいただくのが良いのではないでしょうか。
また、魚などの頭の部分は捨ててしまうことが多いですが、(特に大型の魚では)かぶと焼きやかぶと煮などの調理方法をとりますと頭の部分にある目玉や骨などについている肉のコラーゲンが摂れます。
実のところ目玉の部分には、(人の場合もそうですが)コラーゲンが豊富に含まれていますので、この(かぶと焼などの)調理方法は、コラーゲンの食事からの摂取には効果的です。
ただ、上記のようなコラーゲンの多い食材を使った料理では、脂分が多くなりがちになりますし、カロリーも多くなる傾向がありますので、あまり食べ過ぎますと太りぎみになるなどのデメリットもあります。
従いまして、メニューの中で、炭水化物の摂取を減らして野菜を多くするなど摂取するカロリーなどを考えたものにすることが肝心でしょう。

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